2022年最新版!管理栄養士を詳しく解説!なる方法、勤務先、栄養士との違いも♪

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 管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格!
栄養士に比べて仕事の幅が広く、専門的な栄養指導ができる!

 

 管理栄養士・栄養士って?

管理栄養士と栄養士は、個人または集団に対して「食事や栄養の指導」や、献立作成や食材の発注、栄養素の計算など「食事の管理」をする仕事です。
その中で、管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。
病院や診療所の患者さんや、福祉施設などの高齢で食事がとりづらくなっている方など、一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って、栄養指導や給食管理、栄養管理を行ったり、アスリートの栄養指導や、地域住民向けに健康づくりの普及活動などもおこないます。
一方、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格で、主に健康な方を対象にして食生活のアドバイスやや給食の運営を行います。

管理栄養士は、栄養士の上位資格です。
栄養士に比べて仕事の幅が広く、栄養士では扱えない仕事内容にも多く携わります。
食生活のアドバイスだけではなく、専門的な栄養指導をおこなえるという点が栄養士との大きな違いとなります。

 

 管理栄養士・栄養士になるには?その1~養成施設を卒業する~

管理栄養士・栄養士になるには、まず、高校卒業後、管理栄養士養成課程もしくは栄養士養成課程のある大学、短期大学、専門学校に入学し、所定の単位を取得して卒業することが必要です。
これらの学校は、管理栄養士養成施設、栄養士養成施設と呼ばれ、全国に管理栄養士養成施設は137校、栄養士養成施設は138校あります(2019年度現在、一般社団法人全国栄養士養成施設協会より)。
どちらもも、勉強する内容が多いことや実習があることなどから、夜間の学校や通信教育なく、必ず昼間の学校に通う必要があります。

 

 管理栄養士・栄養士になるには?その2~免許を受ける~

栄養士は、上記の栄養士養成施設で学び卒業することで、都道府県知事の免許を受けて「栄養士」になることができます。
一方、管理栄養士は、管理栄養士養成施設で学び、管理栄養士国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けて初めて「管理栄養士」になることができます。
また、栄養士養成施設で学んだ人も、卒業後に栄養士として働き、管理栄養士国家試験に合格すれば「管理栄養士」になることができます。
(なお、管理栄養士国家試験の受験に必要な勤務年数は、養成施設での修業年数によって異なります。)

 

 管理栄養士・栄養士の職場は?

管理栄養士・栄養士の仕事は、人びとが食べることの多くに関わっています。
そのため、職場は以下のように多岐にわたります。

病院や診療所に勤務し、患者一人ひとりの病状に合わせて、病気の治療、再発防止、合併症の予防を目指して、
患者への食事の提供や栄養の指導を通して栄養管理をします。
そのため、医療における栄養の専門職として【管理栄養士】の高度な知識や技術が必要になります。
医療チームの一員として、医師や看護師と協働して職務を行うことになります。
栄養士でも病院に就職することは可能ですが、栄養士法では病気や怪我を負った方に対する栄養指導は管理栄養士の業務として明記されています。

 

小中学校(特別支援学校を含む)や夜間の定時制高校に勤務して、提供する学校給食の献立作成や成長期に必要な栄養素の計算をして、子どもたちに適切な給食を提供します。
また、食材や料理に対する興味や関心を高め、自立した正しい食生活ができるように食育を行うことも重要な仕事です。

 

特別養護老人ホームや養護老人施設、児童施設、障がい者支援施設などのさまざまな社会福祉・介護施設で過ごす人たち一人ひとりの生活状況、身体の状況に応じた食事の提供と栄養管理を行います。
高齢者や障がいのある方は、身体機能の低下によって、食べ物が食べにくく、飲み込みづらいことがあるため、少ない量でも適切な栄養が摂れるように献立を工夫することも重要です。
介護スタッフらと協力をして健康をサポートします。
また、保育園や児童養護施設などでは、食物アレルギーのある子どもも少なくないため、適切な食事提供には保護者や保育士、医師、看護師との連携も必要です。

 

トップアスリートからスポーツ好きな人、スポーツをする子どもたちを対象に、運動能力を高めるための栄養や食事に関するアドバイスをします。
監督やコーチ、スポーツ団体などからのニーズも高く、栄養面からケガや疲労が起こりにくい身体づくりのサポートが求められています。

 

主に保健所や保健センターで働き、地域に密着した健康推進を図ることが仕事の中心です。
自治体へは基本的に地方公務員試験を受けて、採用・配属先が決定します。
栄養士は母子・成人・高齢者などに栄養相談や栄養指導などを行います。
また地域の食に関して実態の把握や指導、技術援助を行います。

 

社員食堂や社員寮、大学の食堂などに勤務して、献立を作成したり、栄養についての正しい情報を提供したりして、働く人や学生の毎日の健康づくりをサポートします。
対象が若い人からベテラン層まで年齢層の幅が広く、やせすぎや太りぎみなど、個人やそれぞれの集団の課題に合わせた対応が必要です。

 

国や大学、企業などの研究室に所属し、食に関する研究や管理栄養士・栄養士の養成を行っています。
地道な調査、実験が新しい発見を生み出し、企業では健康に役立つ商品開発につながります。

 

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このように、管理栄養士・栄養士の活躍できる職場は多岐にわたります。
職場ごとで仕事の仕方も変わっていきます。
また、知識と経験を積み重ねていくともっと世界が広がるのが、栄養士・管理栄養士の楽しさでもあるのです。
皆さんは、どのような道を選んで栄養士・管理栄養士として活躍されたいですか?

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