この記事のまとめ >>>
★児童指導員の平均年収 323万円(日本の平均給与は430万円)
★児童発達支援管理責任者の資格取得や公務員への転職などで年収UP!
転職を考える際、その仕事の年収や給料相場は重要なポイントですよね。
長く安定して続けていけるかどうかや、その後のライフプランを考えるうえでも大切なことです。
この記事では児童指導員の収入について条件別に比較して紹介していきます。
児童指導員が収入をアップするための方法についてもまとめていますので、ぜひ目を通してみてください。
児童指導員の平均年収
平均年収 323万円
国税庁より発表された「令和2年分 民間給与実態調査統計」によると、日本の平均給与は430万円ですから、児童指導員の収入は日本の平均より低いということが分かります。
条件別の平均年収
放課後デイサービス 318万円
土日休み 307万円
どちらも平均年収より低いことが分かります。
では、悲観してここで諦めますか?
待ってください!
児童指導員の年収を上げる方法があるんです!
次でご説明しますね。
年収を上げる5つの方法
1. 当直手当をもらう
児童養護施設の児童指導員の場合、当直の仕事が発生します。
介護でいうところの夜勤のようなもので、当直1回につき5,000円~15,000円程度の手当てが発生します。
当直手当の金額は職場によっても異なりますので、転職を考える際は手当についてもあらかじめ確認しておき判断材料にしましょう。
2. 資格を取得する
「児童発達支援管理責任者」等、資格手当の対象になりやすい資格を取得して、給与アップを目指すこともできます。
児童指導員はとして5年の実務実績が必要になる等条件がありますので、禁足年数を重ねながら資格の現況を同時進行で進めていくと良いでしょう。
3. 公務員にとして児童指導員になる
同じ児童指導員だとしても、公務員か民間かで給与は変わってきます。
児童相談所や児童養護施設に勤める児童指導員は、地方公務員が多いです。
こういった地方公務員の施設職員の場合、平均年収は500万円程です。
公務員であれば福利厚生も整っていますから、民間で培ったスキルを活かして公務員を目指すことも視野に入れると良いでしょう。
4. 勤続年数を伸ばす
職場によっては勤続年数によって給与がアップする制度を取り入れていることがあります。
また経験やスキルが評価されやすくなりますから、同じ施設に長く勤めることで昇級や給料アップを狙えます。
ただ勤続年数による昇給には、勤務場所によって特定の技能の取得や一定のスキルレベルに達していることが条件に設定されていることもあり、ただ長く勤めるだけでは手当をもらえない可能性もありますので要注意です。
5. 給料が良い職場へ転職する
勤続による給与アップが望めない、役職のポストがなかなか空きそうにない等、同じ職場で給料アップが難しい場合は、思い切って転職するのも方法です。
施設の種類や規模等も考慮して、より良い条件で雇用してくれる職場を探しましょう。
元の職場での経験や勤続年数は転職の際にアピールポイントになりますから、決して無駄にはなりません♪
児童指導員の給与の今後
近年、放課後等デイサービスなど需要が増え、それに伴って施設も数多くオープンしています。
そのため、施設側も児童指導員を確保するために給与や福利厚生などの待遇を今よりも良くしていこうという動きがあります。
今までは児童指導員の待遇はあまりよくありませんでしたが、こういった背景からどんどん改善されていっていますので、給与もそれに伴って上がっていくことが予想されます。
民間だけでなく公立の施設も増えていることから、政府も需要の高まりに合わせて、児童指導員を含む児童福祉関係の処遇を良くしていくのではないかといわれています。
これによって、児童指導員の給与は見直されていくことでしょう。
ですが、それには時間がかかることもあり、今すぐに給与アップを望んでいる人にとっては待てないでしょう。
そんなときに、今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
きっと今よりも給与アップできるでしょう。