転職成功者インタビュー
✶ 40代 Sさん ✶

Q. 転職を考えたきっかけを教えて下さい。

前職はホテルのマーケティング企画職でしたが、3年前から新型コロナウイルスの影響による休業要請や業績悪化に伴う様々な弊害があり転職を視野に入れるようになりました。
決定的だったのは、それまで外注していた業務効率化システムを経費削減に向け社内で内製化するため独学で構築するようになったことです。
システム開発に楽しさややりがいを感じ、年齢的にも最後のチャンスと考え異職種への転職を決意しました。

Q. 転職先はどのように探しましたか？

当初はIT求人専門サイトばかり見てその中で探していましが、何気なく検索エンジンで「IT求人　〇〇市(近隣）」のキーワードで検索したところ現在の職場の求人がヒットし、「医療・介護キャリアサーチ奈良/大阪」へたどり着き、一社目で応募を決めました。

Q. 職場選びにこだわった条件はありましたか？

職業訓練の期間が半分以上残っていたため、入職まで半年間待っていただけることが最低条件であり減収はやむを得ないと思っていました。
また、前職で毎日往復3時間かけて満員電車で大阪に通勤していた際、常にコロナ感染リスクに対する不安がありましたので、自宅の近隣であること、交通公共機関を使わず通勤できること、感染対策が徹底してなされていること、などもこだわった条件でした。

Q. 実際に今の職場で働いてみた感想はいかがですか？

前職場は規模が大きく昔ながらの保守的な組織だったため、ボトムアップで革新につなげることは非常に困難で無謀でしたが、転職先の会社は企業自身がどんどん新しいことに取り組んでいらっしゃいます。
中途社員も多く新しい風を受容され、多種多様な職種がある中で、正規・非正規、年齢や性別など分け隔てなく一人一人を尊重し人材育成に力を入れておられることに感動するとともに、異職種転職であったにもかかわらず採用していただけたことに心から感謝しております。

Q. 転職活動を振り返ってみていかがですか？

前職では常に自身の強みを打ち出し業務の成果を上げることに追われ、自分自身を見つめなおす余裕がありませんでしたが、転職活動をすることによってあらためて自身のキャリアやスキルの棚卸、さらには生い立ちにさかのぼってまでの振り返りができ、非常に有意義であったと感じています。

Q. 今後、転職する人へ何かアドバイスはありますか？

まずはしっかりと自己分析をおこない自分自身を知ること。
ありのままの自分と自身の考えや思い、希望などを応募先企業へ伝えること、そして先方の目指しているものや求めているもの、詳細な雇用条件にいたるまで気になる点は逐一質問して解消する、といった相互理解が大切だと考えます。
そういった尽力の先にはきっとより良いご縁にめぐりあえると信じて頑張ってください。

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