前回の記事で送付状の基本や書き方について理解いただきましたね。
しかし、実際に書く際には注意が必要です。
今回は、よくあるNG例に焦点を当て、あなたが転職活動で書こうとしている送付状が大丈夫かどうか、確認してみましょう。
特に、定型文、志望動機や自己PRの過剰な記載、希望条件の書きすぎなど、NG例を理解して、良い送付状を作成するポイントを押さえましょう。
その1. 定型文だけで味気ないもの
インターネットで検索すると、たくさんの送付状テンプレートが出てきますが、これをそのまま使用するのは避けましょう。
なぜなら、これらのテンプレートは一般的なものであり、定型文だけではあなたの熱意が伝わりづらくなります。
使い回しや手を抜いているような印象を与え、良い印象を損なう可能性があります。
対策 >>>>
テンプレートをベースにしても構いませんが、そのままではなく、アレンジを加えて自分らしさを出しましょう。
自身の強みや熱意を伝える工夫をすることで、個性的で印象的な送付状に仕上げることができます。
その2. 志望動機・自己PRを書きすぎているもの
送付状には志望動機や自己PRを盛り込むことが大切ですが、これを長々と書きすぎるのはNGです。
送付状は簡潔にまとめ、誰が、何を、どれくらい送ったのかを伝えるためのものであり、長文は避けるべきです。
対策 >>>>
志望動機や自己PRは3~4行、長くても5行に収めましょう。
要点を絞り、相手が手軽に理解できる内容に工夫しましょう。
簡潔にまとまった内容が、採用担当者に与える印象も良くなります。
その3. 希望条件など書くべきではない内容を書いてしまっているもの
送付状には希望条件や退職予定時期など、具体的な要望を書くべきではありません。
これらの内容は履歴書の本人希望欄に記載すべきであり、送付状では伝えるべきではありません。
対策 >>>>
送付状はあくまで応募の通知を行い、希望条件や退職予定などは履歴書にまかせましょう。
不適切な内容を避け、送付状の役割を理解して書くことが重要です。
まとめ
送付状は転職活動において非常に重要な役割を果たします。
しかし、定型文や長すぎる志望動機、不適切な希望条件の記載は避けるべきです。
自分をアピールするポイントを上手に取り入れ、採用担当者に良い印象を与える送付状を心掛けましょう。
転職活動を成功に導く一歩となることでしょう。