★ 大阪府の看護師の平均年収 498 万円(全国14位)
★ 年収UPのためには「夜勤の回数を増やす」ことよりも「夜勤手当の高い病院・施設に入職する」ことが重要
2021年に厚生労働省が発表したデータをもとに、大阪府で働く看護師の平均年収や年収UPの秘訣をご紹介します。
大阪府で現在働いている方、これから転職される方、また、これからキャリアアップしてきたいと考えている方は是非参考にしてみてくださいね♪
大阪府の看護師【施設形態別】の平均年収
病院 450万円
クリニック 403万円
介護関連施設 372万円
訪問看護 432万円
企業 438万円
その他 409万円
参考:厚生労働省『賃金構造基本統計調査』
平均年収より給料が低い看護師は夜勤で損をしている?!
手っ取り早く年収アップを狙いたいのであれば、積極的に夜勤に入ることは念頭に入れておくべきでしょう。
ただ、やみくもに夜勤回数を増やすだけでは足りないかもしれません。
どうせ夜勤に入るなら手当額がたくさんもらえる病院で回数を増やす方が良いですよね。
日本看護協会の「2020年病院看護実態調査」 によれば、一般病棟に勤める看護師に支給される夜勤手当の平均額は、
【3交代制・準夜勤(夕方〜深夜勤務)】4,154円
【3交代制・深夜勤(深夜~朝勤務)】5,122円
【2交代制・夜勤】11,286円
3交代制の準夜勤手当+深夜勤手当の合計よりも2交代制の夜勤手当の方が高いことがわかります。
さらに、3交代制(準夜勤、深夜勤含む)の平均夜勤回数は7~8回程度、2交代制の平均夜勤回数は4~5回程度というデータも出ています。
これらのデータから、病院や施設が3交代制か2交代制なのかによって、どの程度年間の夜勤手当に差が出るのか見てみましょう。
【3交代制・準夜勤(夕方〜深夜勤務)】
4,154円×7.5回×12ヶ月=373,860円
【3交代制・深夜勤(深夜~朝勤務)】
5,122円×7.5回×12ヶ月=460,980円
【2交代制・夜勤】
11,286円×4.5回×12ヶ月=609,444円
1ヶ月に7~8回程度の夜勤に入っている3交代制の看護師に対して、2交代制の看護師は4~5回程度の夜勤ですが、金額としては20万ほどの差が出るのです。
あくまで平均から算出したデータなので、病院の場所が都会か地方か、病院の規模によっても手当額は異なりますが、年収アップを狙うなら「夜勤にたくさん入る」よりも「夜勤手当が多くもらえる病院・施設に勤める」方が効率的と言えるでしょう。
(参考:日本看護協会『2020年 病院看護実態調査 報告書』)
看護師が“夜勤以外”で平均年収を上回る方法
1)スキルアップ
看護師の平均年収である482万円以上の年収を稼ぐための方法は“夜勤”だけではありません。
看護師としてのスキルアップも、年収を上げるにあたって重要なポイントです。
専門看護師や認定看護師の資格を取得するor役職に就くことで諸手当額は増やすことが可能です。
日本看護協会が算出している「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」にこんなデータがあります。
資格・役職 平均手当額
専門看護師 12,926円
認定看護師 11,006円
副看護師長当職 26,159円
看護師長当職 45,439円
看護部長当職 81,307円
看護部長当職まで行けば1ヶ月の給与に8万円以上の手当が支給されるようになります。
しかし、この手当額も施設や病院によって異なります。
専門看護師や認定看護師も同様です。
今勤めている病院で役職に就いた場合の手当を把握し、転職に踏み切るかどうかを決断するのも良いでしょう。
2)転職
一番早い年収アップの方法です。
しかし、転職するならもちろん“今より好条件”の病院や施設を選ぶ必要があります。
看護師長や看護部長はすぐになれるわけではないので、急いで年収を上げたい人は『高給与 看護師』で求人を探してみても良いでしょう。
また、転職を検討する場合には自分一人で探さずに専門アドバイザーへ相談することをオススメします★
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次回は「保育士さん必見!大規模園or小規模園!?」です!
お楽しみに★